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PVパネルガラス破砕装置

FDS1250SP( PVパネルガラス破砕装置)

本設備の素材分離方法は乾式であり、2軸ロールの圧縮式のため脆性材料である強化ガラス(カバーガラス)の破砕に最適です。分離方式を考える上では接着封止材であるEVA膜とガラス接着面は接着強度が強固なことと樹脂膜の特性が熱硬化性であるために熱により伸縮しない性質があります。
そこで素材分離としては溶剤で剥がす方式や刃物で切断するか研磨する方式もありますが、いずれにしてもランニングコストが高価であるという課題があります。

本設備は、簡素化と消費電力を抑制する目的からカバーガラスを分離除去するための最適な方式として2軸ロールによるロール式破砕方式を採用しています。

本機の紹介動画

下記のリンク先からご覧いただけます。
https://youtu.be/cKax5kk777U

本機の写真

側面図

正面図

ロール隙間調整

内部構成

内部構成2

本機の特許登録証
画像の説明

本機の目的
太陽電池パネルガラスをセルの金属類を破損することなく小片のガラスに破砕し、さらにその破砕されたガラスをセルの表面からできるだけ多く取り除くことを目的とする。回収するガラスにコンタミが混在することなくガラスの純度を重視した設備である。

本機の特徴
1、結晶系太陽電池パネルの表面ガラスを2軸ロールで破砕して、セルとガラスを剥離するロール式破砕装置である。
2、上下のロールの隙間はカム機構によって上部を固定と下部を上下することにより隙間の調整が可能である。
3、太陽電池パネルガラスを表裏重ねて2枚同時に破砕を行う。
4、上下ロールは正逆方向に回転可能であり、インバータにより速度可変とする。標準スピードは4m/分である。
5、投入する入れ込みエリアと払い出しエリアは駆動式コロコンとする。コロコンも正逆運転が可能である。
6、投入する入れ込みコンベアは横方向にパネルを移動できる機構が装備されている。
7、コロコンの下方にはホッパーまたはコンベアを装備しガラスカレットの回収や運搬が可能である。
8、破砕や剥離の時に発生するガラスの粉塵は集塵機によって回収が可能である。

主仕様
1、パネルの最大幅:1250mm
2、パネルの最大長さ:1650mm
3、パネルの1枚の重量:平均15kg
4、パネルの破砕時の厚味:5〜12mm
5、常用パネル送り速度:4m/分(60Hz):インバータで可変可
6、ガラス破砕ロールの隙間調整:−1mm〜50mm
7、パネル破砕モーター:上下ロール単独モーター(各2.2kw)
8、破砕ロールの上下調整:機械式カム機構
9、集塵機:オプション設定(45l/分)
10、電源:AC200V3相60HZ
11、正逆運転は操作盤で設定可能

工程フロー

a:1778 t:1 y:0 

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