人と地球に優しい環境政策のトップランナーを目指します

広場

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回数掲載テーマキーワード掲載月
第1回コラボしがの滋賀県のお酒についてお酒2013/4
第2回クリスタルガラスについてクリスタル2013/4
第3回プチポアンについてプチポアン2013/5
第4回オペラの楽しみオペラ2013/5
第5回保水エコ鉢で植物を育てたいエコ鉢2013/5
第6回セミナーに参加して浜矩子2013/6
第7回講演会に参加して田原総一朗2013/6
第8回FIGAROバーゼル歌劇場2013/6/最後
第9回びわ湖を自転車で走る楽しみクロスバイク2013/7
第10回ガラス工芸土橋隆弘2013/7
第11回鳥瞰(エベレスト)三浦雄一郎2013/8
第12回花火大会びわ湖2013/8
第13回ゲリラ豪雨とは?豪雨注意報2013/8
第14回マスクメロンの収穫家庭菜園2013/9
第15回台風18号の脅威台風2013/9
第16回ベートーベンを楽しむ佐藤千春2013/10
第17回MANSAIボレロびわ湖ホール2013/10
第18回四季の歌芹洋子2013/11
第19回俺流リーダー像を語る落合博満2013/11
第20回事務所2013/12
第21回ステンドグラスレッドハウス2013/12
第22回今年の印象的10大ニュース猪子兼行2013/12
第23回十日戎商売繁盛の願い2014/1
第24回タワーの思い出スカイツリー2014/1
第25回TPPを考える農業問題2014/2
第26回アイリッシュパブでの癒し悠情楽団2014/2

最近のトピックスとか話題を連載したいと思います。
- 第1回: コラボしがの滋賀県のお酒について(2013年4月)
酒瓶のリサイクルはとても進んでいますが、これだけ瓶が並ぶとさすがに圧倒されてしまいました。

酒の行列
sake

写真だけでなく滋賀のお酒についても詳しく調べてみたいと思います。

- 第2回: クリスタルガラスについて
クリスタルガラスといえば、美しい輝きと彫刻にありますが特色や定義をご存知でしょうか?
鉛クリスタル(クリスタルガラス)は、酸化鉛(PbO)の含有率が24%以上のものと欧米をはじめとして一般的に定義されています。
酸化鉛の含有率の多い少ないは、クリスタルガラスの特色、価値の善し悪しにつながります。
24%以上の酸化鉛を含んだクリスタルガラスは、次のような特徴があります。
1、素材として柔らかく、屈折率が大きいため一般的にカットされた物が多く、キラキラと輝く。
2、余韻の長い澄んだ金属音
3、艶やかな光沢と深い透明感
4、比重が大きく心地よい重量感
カット(切り子)は、鉛クリスタルの優れた光沢と高い屈折率が生む反射の美しさを生かしたものです。
回転軸に取り付けた鉄の円盤に水で金剛砂を流しながら回転させてこれにガラスを押し当てて表面を削り取って模様をつけていきます。
つぎに、円盤の砥石で滑らかな艶消し状態にしてさらに木盤に微細な研磨剤をつけて磨き、最後にバフ研磨で仕上げをします。

- 第3回: プチポアンについて(2013年5月)
プチポアンとは18世紀ロココ時代からの刺繍でご存知の方なら有名な刺繍です。
フォーマルなバッグから財布やポーチなどの小物類をはじめとして額に入れて飾る作品まで非常に多彩です。
今回は会社ロゴをプレゼントして頂きましたので紹介します。
コースター
グラス付き
プチポアンに興味があればWEBで調べるか、下記のサイトに是非アクセスして確認してみてください。
頂いたロゴは、このサイトの工房(妹が運営してます)の作品です。
ご質問について>で質問をお受けして紹介することもできますので宜しくお願いします。
サイト:http://www.petit-point.org/

- 第4回: オペラの楽しみ(5月)
会社の事務所から優美な客船に似た壮大''};なびわ湖ホールが眼前に見える。
昔から音楽ファンの自分にとってこの場にいて音楽と関われる喜びは最高である。
5月から3回のオペラ入門講座に通ってオペラの楽しみ方を勉強中である。
それもこれも6月30日にスイスのバーゼル歌劇場のフィガロの結婚の公演のチケットを買ったとたんオペラのことを知らずにはいられない衝動が宿ったからである。
難しい事は分からないけど、オペラとミュージカルの区別は何となく理解できるレベルと言えるかなー。
男と女の恋愛ドラマを大作曲家の作曲によりオーケストラが演奏し歌手がマイク無しの声楽で聴衆に聞かせる芝居である。
バーンスタインは作曲家なのにミュージカルを書いて上演しているけどオペラとミュージカルの境は何ですか?と講座で質問があって講師の加藤浩子さんが
境が難しくなってきているのが現実であるが、オペラハウスではミュージカルは上演が許されないと言っていた事が印象に残った。
日本を代表するオペラハウスのびわ湖ホールで色々なオペラを鑑賞してブラボーのかけ声が出せるレベルに達したら最高でしょうね。
これは夢物語です。・・・・・・

- 第5回: 保水エコ鉢で植物を育てたい(5月)
廃ガラスを再資源化処理したガラスの用途として有望なものを紹介させていただきます。
写真の物は、クリスタルクレイ社の北山社長より頂いた物です。

保水エコ鉢

鉢の大きさは手頃な3号ですが、大きいものからもう少し小振りな物まで多種に及んでいるようです。
製法は細粒セラミック骨材とガラスの細粒を混ぜて型に入れて成形後高温焼成して結合した物です。
ガラスを混ぜることにより、連続細孔が形成されて外部から取り入れた水分を一定量保水する事ができます。
保水原理は、毛細管現象と表面張力に由来しており毛細管張力により連続的に気孔を満たしながら水分が吸い上げられて重力に均衡したところで水位がとまることになります。
保水量を増やしたいなら鉢の体積を増やすことになりますが、骨材粒度を細かくして隙間の孔径を細くする事は極めて有効らしいです。
何れにしても保水をコントロールできる鉢としてこの特徴を生かして植物を生育できるとヒットしそうです。
皆さんも興味があればHPまたはクリスタルクレイ社にご連絡願います。
サイト:http://www.crystalclay.co.jp

- 第6回: セミナーに参加して(6月)
経済学者の浜矩子さんのセミナーに参加する機会があって今後の国境なき時代を中小企業はどう生きるかの講演会に出席した。
辛口の本質をついた日本経済の現状には関心したり面白いことも沢山あったので一部を紹介したい。
まずは、俵藤太の話。
その昔、びわ湖の龍神(神様)が三上山に棲む大ムカデの退治に困っていました。
あるとき、龍神は武将名高い平安京の藤原秀郷にムカデの退治を懇願し強弓を引く秀郷は見事にムカデを弓で仕留めた話でした。
秀郷は龍神から米俵を頂き以来秀郷は俵藤太と呼ばれるようになった。
そこで、藤太の矢は3本目の矢でムカデの鎧のような皮膚を貫通できた物であった。
1本目、2本目の矢で失敗しても謙虚な反省に立ち最後の矢で見事に仕留めた話です。
日本経済の成長戦略の3本目の矢が射たれたが、方向が前進する方向でなく後ろの方向に射ってしまったようだという話でありこれはまさに3丁目の夕日に執着した成長主義へのこだわりの悪の政策というものでした。
正にアベノミクスはアホノミクスと呼ぶに値する物であると断じて疑ってませんでした。
次は、グローカルという話。
グローバル+ローカルの複合であり、80年代から登場した。
think global act localというもので、文字通りバブル時代はグローバルに考え地域、や個人で行動するのが主張されていた。
しかし、今は逆でthink local act global時代であるという話。
ローカルなスタンダードや規律ルールを大事にしながらグローバルなステージで活躍することが最も大事な時代になった。
グローバルなステージに立つ条件は4つあって、影響の小さいものから財力、知力、度胸、愛嬌の順番。
度胸とは、去る者は追わず。
愛嬌とは、来る物は拒まず。
求められる人材は、移動性、適用性、耐久性の優れた人材であって、こわれやすい、柔、もろい、デリケート、環境適用性が低いことは不要。
日本の女性は、世界的に見て最も柔軟性(適用性)がある。
その理由は、自ら男社会で虐げられて生きてきた故の結果であって欧米にはないものである。
日本に求められているのは、男には威厳ではなく愛嬌である。
グローバル時代は歩くグローカル(天下の風来坊である寅さん)が必要なのだ。
まだまだ、愉快な話が盛りだくさんな1時間講演会でした。

- 第7回: 講習会に参加して(7月)
前回のセミナーからほとんど日が経たないけども、今度はジャーナリストの田原総一朗さんの講演があることを当日のコラボ21で知ったので急遽出席した。
田原さんは彦根出身でタブーに挑戦もスマホで聴いているので人柄とか話し方は熟知して新たな話を期待していた。
面白い話であったが、アベノミクスを後ろ向きの矢と言い放った浜さんほどには斬新さは無かった。
印象に残った事は、京セラの稲盛さんが人生には失敗は無い。チャレンジをあきらめたら失敗という話。
また、政治の世界は既得権益で固まっておって、なかなか真っ向からけんかをしかけない、しかけられない話。
よって、法人税の減税を発表したくても財務省が反対したり、実際に食料自給率は低くないにも関わらずカロリーベースで発表して自給率が低いので農業を守れと言っている農水省や農協の話。
マスコミは都合のいい解釈で批判を恐れる話などが印象的だった。
6月14日に発表予定の成長戦略の骨子は相当に骨抜きになりそうということで、まだまだ株も為替も債券市場も不安定のようだ。
6月〜7月の景気で選挙結果を反映しながら消費税増税を実施かどうかの最終判断になるそうなので、もう時間はないはずである。

- 第8回: オペラのLIVEを鑑賞して(6月30日)
とうとう待ちに待ったフィガロの結婚を観た。
びわ湖ホールの4階席で劇場の遠くかなたからオペラを観たけれど、スザンナ役のソプラノの澄んだ歌声やケルビーノ役のメゾソプラノも素晴らしかった。
オペラは、マイク無しで劇場に響かせる正に声楽であるが踊ったり跳ねたり演劇をしながら歌う訳で、プロのなせる技を十分すぎるくらいに味わうことができた。
スイスのバーゼルからの来日公演で舞台の設計にも感動できたし、恋とか愛とかの複雑怪奇な絡みも楽しめたし、もちろん衣装や照明や舞台も含めてオーケストラも心地よいモーツアルトの旋律を楽しむ事ができた。
こんな素晴らしい芸術を地元のびわ湖で3時間にもわたり楽しんで満足な時間であった。これからも世界的なオペラは是非LIVE鑑賞することとしたい。
今日は、女房の誕生記念を祝ってのコンサートであった。
ブラボー!!!

- 第9回: びわ湖一周に向けて(7月14日)
私は愛車であるクロスバイク(MERIDA:台湾の第二の自転車メーカー)のホワイトバイクで毎日通勤している。
片道6kmの距離をほぼ毎日決まったコースで通勤するのが日課だ。
家を出発して夕照の道を北に進み草津市に入ったところで近江大橋の東端に入って琵琶湖を西に進み近江大橋の西端からなぎさ道路を北に進むと打出浜に出る。
所々に信号はあるけど全てサイクリングロードが整備されており風は強いけど起伏はほとんど平坦で気持ちがいいコースである。

クロスバイク

通勤で走った総距離はほぼ8ヶ月経過した現在において約2000kmに達する。
これは何と琵琶湖一周(びわいち)が約200kmであるので10周まわったことになる。
体力維持も兼ねてのクロスバイク通勤であるが、そろそろ真剣にびわいちに挑戦しようと思っている。
まあ今は真夏なので10月頃の気持ちいい時期にゆったりと走ってみたい気がする。
「ぐるっとびわ湖自転車の旅」という本に巡り会えたので色々なコースを検討中である。
実際に走破した時にこの広場で面白さを紹介できればと楽しみにしています。

- 第10回: 土橋隆弘の作品展(7月吉日)
器1器2器3器4器5
地元の滋賀で工房を構えてご活躍の土橋隆弘さんから招待状を頂いたので京都を訪ねて展覧会会場に行ったときの作品です。
特別に許可を頂き写真で器のガラスを紹介します。
この神秘的な艶やかさと色合いはガラスらしくもあり、違う素材にも観る事ができますが、やはり透明感や光による器の色の変化は素晴らしいものです。
もっと、詳細を知りたい方は以下のサイトにアクセス下さい。
http://glass-takahirotsuchihashi.com
土橋さんとは、リサイクルガラスの活用という分野でつながりを持たせて頂いております。

- 第11回: エベレストに立つ三浦雄一郎(8月)
ご縁とはありがたいものです。
80歳にして3回目のエベレスト登頂に成功して日本人だけでなく世界に勇気と希望と元気を与えた三浦雄一郎さんと一緒に写真に写ることができました。
東京で開催されたエコプレミアム講演会で勇士にお会いし、生の声でエベレスト登頂までの数々のエピソードが聞けました。
三浦雄一郎の講演会
60歳でメタボと診断され狭心症の克服に向けての取り組みが始まるや錘やリュックを背負った町歩きで息切れの対応。食欲も全く衰えずこのお年で1kgの肉を食べる話。父親が白寿でモンブランからスキーで滑降できたことを目のあたりにして父親の一歩先を目指した高い目標を達成しようと決めた努力。
講演もマイクを片手に立ったままでお話を1時間近く続けられた姿に感動と元気を頂戴できました。

三浦さんと私

貴重なお話や一緒に撮った写真は、大きな宝になりました。
ありがとうございました。

- 第12回: びわ湖花火大会開催(8月)
第30回のびわ湖花火大会を楽しんだ。
当日は、3時間前の午後4時頃から雷が轟き夕立になった。30分くらいゲリラ豪雨が降ったら暫く雨が止み見物人が多勢押し寄せた。
そしたら、又雷雲の第2波、第3波とたびたびの悪天候に悩まされた。
結局は、夕方7時頃には雨も上がり風も止み花火大会は予定通り開催となった。
びわ湖の瀬田に住んで2年目で、昨年は自宅からの眺めでやや物足りなさもあったが今年は事務所から仲間とゆったり1時間のショーを見せてもらった。
最近は、レーザーショーや音楽とのコラボが取り入れられた花火大会も他の地方ではおこなわれているそうだが、ここはオーソドックスな連発仕掛け花火である。
大輪の菊が上空ではじけてゆったりと消えて行く様は栄枯盛衰の儚さも感じるが、凄まじく大きな音で爆発する姿は、人生とも重なる面があると痛感した。
菊以外にも柳やスターマインの低空での爆発と水面に散る花火は感動であった。
びわ湖に映る花火やかすかな光も見ていてあきなかった。
この場所で見る特権は、言葉では言い表せないような贅沢品である。
このまま行けば、第31回、32回もこの場所から見ることができるはずの幸運に感謝したいものである。

花火
- 第13回: ゲリラ豪雨が日本中で(8月)
今年の夏は記録に残る年になった。
高知県で4日続けて40℃を超えたのと日本新記録の41℃を記録した年になった。
これとほぼ同じ時に東北はゲリラ豪雨で時間あたり100mm以上雨が降り続けJRが脱線したり土砂崩れが発生したり被害は大きい。
TVや新聞がこれを取り上げてゲリラ豪雨という俗語を平気で流しており英訳はと考えてちょっと調べてみた。
やはり、ShowerやSquallが該当するとあってホッとした。
こんなことを考えながら暑い夏を乗り越えている。

- 第14回: マスクメロンの収穫(9月)
生まれて始めて野菜の苗を購入して小さな我が家の菜園で育ててみた。夏野菜ということで、キュウリ、ピーマン、トマトに加えてマスクメロンに挑戦した。結果は写真のごとくお店では味わえない極小ではあるが形のいいものが1個実った。実は3個実ったのだが、他の2個はこの夏の暑さに参ったのか急に栄養失調に陥ってしまい、大きく成長できなかったものと形は大きくなったもののマスクが不完全なもので終わってしまった。本当に難しい果物であったが、初体験なので我慢して次回につなげることを誓った。
だけど、女房からはもうやめといたらと言われている・・・
味は甘くてとろけるようなものに仕上がったので自己満足しているのだけど。
地植成果物メロン輪切り

- 第15回: 台風18号の脅威(9月)
9月中旬の3連休に台風が日本を縦断した。
8月の猛暑で海水温がかなり平年より高くどこで台風が発生しても怪しくない状況にあった。
そこへ、平年に比べて日本列島に近いところで発生した台風は、いつもと違い日本に上陸してからも勢力を増すという形で日本に大量の雨をもたらした。
秋雨前線も活動を活発化したため西日本の京都、滋賀、福井は9月の1ヶ月の平均雨量がわずか半日で降ってしまった。この結果については想像に難くないものとなった。
結果も大変であるが、ここまでの大量の雨は想定外で片付けられてしまうのかが非常に気になっている。
世の中は想定外や50年に一度のことは必ずいつかは発生することは、最近起きる自然現象から多くを学んだ。
そこで、どのような対策を講じるかが政策面で急がれているのではないだろうか?

- 第16回: ベートーベンを楽しむ(10月)
1770年に生まれ1827年に没した作曲家ベートーベン。
昔からクラシック音楽と言えばベートーベン、モーツアルトが著名すぎる作曲家だ。
久しぶりにびわ湖ホールでベートーベンを楽しむ講演があったので出席した。講師はつい最近迄朝日の記者であった佐藤千春さんであった。
面白い話として最近大阪の朝日新聞社(中之島フェステバルタワー37階)の本社最上階にラフェットひらまつというフレンチレストランがあって、デイナー料理はバッハ、モーツアルト、ベートーベンから選ぶそうであり、ランチとしてプッチーニ、ワーグナー、ベルデイとそろっているそうです。
値段と料理は明かさないことにして、一番高いのがベートーベンというメニューらしい。
音楽家の地位や名誉との関係はないようだが何か奇妙なレストランのメニュー名付けの気配である。
音楽家の話に戻すと、ベートーベンのキーワードは「苦悩」、「闘争」、「歓喜」なんだ。時代的には初期が野心の時代でウイーンで華を咲かすことを願った時代。中期は英雄の時代で充実の時期を迎える。社会は1804年のナポレオン皇帝即位や1805年のシラーの没などで変貌の時代と重なる。後期は宇宙の時代で強烈な個性で内面の表現の自己実現を行った時代である。
作品は、交響曲9曲、ピアノソナタ32曲、弦楽4重奏曲16曲が有名。ちなみに小職の好きな曲は交響曲は7番、ピアノソナタは悲愴、でありベートーベンはモーツアルトと対極的で重厚、悲しみ、厳格、暗黒なイメージが大きく悲しい時や一人で悩んでいる時に聴くと”しっかりせんか”と叱咤される曲が好きでよく聴いている。
今は亡き指揮者の岩城宏之さんが12月31日の昼から9曲の交響曲をぶっ通し演奏されたコンサートを佐藤さんが聴いた感想は興味深かった。指揮者もお疲れだが演奏者も唇や指や腕などの体力が続くかどうか悩みながらの演奏会のようだが、最後の9番で歓喜が宿ってクライマックスを迎え楽聖ベートーベンの極みに到達できるのではと勝手に想像してしまった。

- 第17回: MANSAIボレロ(10月)
芸術の秋を迎えてびわ湖ホール主催の15周年記念コンサートに行ってきた。プログラムはポピュラーなボレロ。
延々と同じリズムや旋律が繰り返される曲の中で楽器の組み合わせがどんどん変化して飽きない曲である。
でも小太鼓だけは最初から最後迄演奏が止まらない曲でもある。
これを野村萬斎さんが鶴のような白と赤の衣装で一人舞台で振り付けして舞っていく物語に仕上げたものである。
プログラムには、不動の静(死)から始まり、復活、再生を描いたものとなっている。
また、これは夜明けから始まる一日や一年(四季)や一生も凝縮して描いたとありました。
最後に舞台の照明にも大変感動した。
舞の最後に演奏の頂点で転調に変わって盛り上がって終わる時を同じくして、舞が飛び上がって照明が全く消えて見えなくなってしまうシーン。
この世からあの世にいってしまった自分と一瞬感じて驚きと興奮を覚えた。
2011年からMANSAIボレロとして世田谷パブリックシアターで振り付け演奏をしているそうですが、大変すばらしい競演を楽しめて興奮して広場に記載した。

- 第18回: 四季の歌(11月)
荒木とよひささんの作詞作曲の四季の歌。
なぜか季節が変化するとこの歌が思い出される。童謡唱歌のような歌いやすく覚えやすい歌であり、季節を簡潔に表しているからかもしれない。 秋は空気も澄んで見通しもよく時間をむだに過ごした夏の反省もしながら1年のまとめも考える季節である。 歌の歌詞は秋を愛する人は心深き人、だそうだ。何となくセンチメンタルな気分になる。
今年の秋も深まり、プロ野球も終焉して楽天が初優勝・日本一で湧いた2013年であった。
僕のドラゴンズはBクラス、監督交代、年俸激減、観客激減、など節目になる激動の年であった。
とうとう、始めて球場に一度も足を運ばずに終わった年でもあった。

- 第19回: 落合博満の俺流(11月)
我が社のロゴのDマークが何かにそっくりという方々に以下の熱弁を送ります。
落合博満のような天才野球選手と凡人の私にも共通事項があったことにふと気づいた。
偶然であるが、同じ1953年生まれの今年還暦という境遇である。
私がすごいと思ったことは、彼は有言実行できる人間ということと一般的にコミュニケーションが上手である政治家やマスメディアの人間と違って話は決して上手でないが説得力があり相手をその気にさせたり信頼感が持てる存在であると思っている。
私のドラゴンズファンは生まれてから変わってないので50年以上であり、球場にも何度も応援にも行ったりテレビ、ラジオは家に居る限り必ず中継を見たり聞いたりした人生であるので色々なシーンを覚えている。
2004年の中日ドラゴンズ優勝には感動した。
その前年が阪神の久しぶりの優勝であって、関西のファンはもちろん大フィーバーした。
喜んでいいのか悲しむべきか当時勤務していた会社の社長が副社長と合同で赤と白の特別製の黒と黄色で縞縞のボトル入りワインセットを私のところに贈呈されて大変困ったことが大事件としてよみがえってきた。
飲めば美味しいワインであったが、私にとってうまいはずがない。
御礼のお手紙に来年は返杯し美酒に酔いしれますのでお待ち下さいと嫌みな文を送った記憶がある。
そして迎えた2004年は落合監督が1年目の優勝に導いてくれたため
思い通り俺流の清酒をお二人に進呈できた喜びは死ぬ迄忘れられない思い出となった。
社長からは見事な優勝おめでとう。特別美味しいお酒であったと返事を頂けたことは忘れられない。
落合がすごいのは、8年間の監督時代で全てAクラス、優勝4回という結果である。
しかし、彼の美学はマスコミと余計な話をしないことであり選手をけなしたり、相手チームばかりほめたりもしないことである。
1年目は、昨年と同じ現有勢力で戦うが選手それぞれが10%の底上げをしたらチームの優勝は間違いないでしょうとマスコミに言ったことを覚えている。
選手にもやる気やモチベーションも上がり6勤1休のスパルタ練習にも文句無しに従うチームワークができてくる。
素晴らしいリーダー像と思う。
落合の講演会が大津で春頃開催されて出席したが、会場が満員であることは言うまでもなく2時間くらい原稿もスライドもなくしゃべり続けることの偉大さ、自信に改めて敬服した次第である。
落合がGMとしてドラゴンズに2年ぶりに帰ってきた。
今年は、つまらない野球で球場に行くことも無かった私だけど来年は谷繁新監督のドラゴンズを何度となく応援しに球場に行く予感がする。
ドラゴンズファンには、とっても興味のある座談会がyou-tubeにあったので紹介したいと思います。

「俺たちが落合博満に惹かれる理由」

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- 第20回: 事務所から虹の眺め(12月)
今日は、12月10日。曇り時々晴れである。
朝11:00頃の事務所からびわ湖を眺めた時の虹。
もう一つは、昼14:00頃の同じ方向に現れた虹。
ブリッジが反対方向に架かっている姿が印象的であった。
時折、虹は部屋から見ることができたが今日の虹は今迄で一番綺麗であり、また長時間眺めることができた。
虹が半円に見える理由は、太陽と水滴と見る人の位置に拠ることは何となく分かるが午前と午後でわずか3時間で方向が逆になるのは、いったいどうしてか?
素朴な疑問が湧いてしまったので専門書で調べてみることにする。
虹201312103
虹201312106

- 第21回: レッドハウス(12月)
大阪工業大学の環境工学科の岡本先生のガラス・アート・リボーン講座に参加している。
といっても6回の講座ですでに5回終了したが、2回目の出席なので出席率は半分以下である。
先生のプロフィールはHPで分かるので、2回の講座で常に仰っていることは、ガラスカレットが無駄に埋め立てされている現状を打破し、リサイクル技術を活用して新しい付加価値を創造し、アートとして蘇らそうというもので私の夢の一つと言える世界をすでに形で実演されていた。
グランフロント
会場は大阪グランフロントの北館であったが、ISETANからグランフロントに行くホールに赤玉クリスマス飾りがあったので思わず見とれてしまった。
岡本先生と同じ大工大の細野先生からRed-houseについて講義頂けた。
Red-houseは世界遺産にもなった世界一美しい建築と言われる。
創設者のウイリアム・モリスは「暮らしの中にこそ美を」と提唱し「美しいものを創ろうとする人は、美しい家に住まなければならない」と言って世界一美しいRed-houseを1859年に建築した。
この家と、窓ガラスのステンドガラス(Stained glass)の写真を載せました。
いかにも高そうな家だが、世界遺産なので維持も大変そうです。


レッドハウス1
レッドハウス2

- 第22回: 印象的10大ニュース(12月)
2013年も残り3日となって、巷は新年の準備で忙しい。
そこで、今年を振り返り日本で起こった10大ニュースを記憶に残す為まとめてみた。あくまで個人的な見解である。
1位:アベノミクス
決められない政治からの脱却を旗印に安倍晋三さんが首相になって1年が経過。極めて強引な政治を実施し日本の22年間のデフレを見事に解消して円高解消、株価上昇と景気対策を行った。
結果と出口は来年にははっきりすると思うが、あまりにも今迄の首相と異なり、綺麗ごとや美辞麗句で言葉を並べ古き自民党政治に逆戻りしたような気がする。
同志社の浜さんは、これはアホノミクスと言っていた。
2位:オリンピック誘致成功
イスタンブールやマドリッドと争った2020年の東京オリンピックを見事に勝ち取った。 経済面や日本人の意識はプラスに動くので成功は喜ばしい出来事には間違いない。
しかし、嘘やハッタリで勝ち取った東京オリンピックの感じが否めないのは私だけではないと思う。
その後の猪瀬東京知事の不祥事は恥ずかしいし、これもお金をかけた結果の産物であるはず。決まったというのに東京オリンピックのスローガンが示されていないのが残念である。”おもてなし”で通すのか”福島復活”で世界に発信するのかそろそろ動き出す頃なんだけど・・・
3位:靖国神社に首相が参拝
年末になってここまでして海外から非難されるのは、何たる不始末だろうか? 中国、韓国はもちろん、ロシア、欧州までが非難している。
あげくには、同盟関係のアメリカからはdisappointとたたかれた。
ますます孤立化しないか心配しながら新年を迎える国民の感情を安倍さんはどう感じているのか?
4位:台風、豪雨、竜巻被害多発
とにかく年間31個の台風が発生し威力が大型化している。集中豪雨も多発し1日で1年の平均雨量を超えた所も多かった。気温はどんどん上がりとうとう41℃まで上昇し、体温よりかなり暑い日が連続するような地球になっている。
これも温暖化や二酸化炭素、メタンなどの影響である事は間違いなく世界的にもっと対策を打って行かなければ近い将来大変な事が起きるだろう。
5位:消費税アップが決定。
2014年4月から消費税が3%アップし8%になる。過去から考えて必ず消費は抑制され景気は落ちる。
しかし、成熟社会に生きる日本人は覚悟して消費税アップを受け入れた。成長社会は要らないけど成熟社会を待ち望んでいる結果と考えて欲しい。時々首相が成長戦略の第3の矢というが考え方を変更して成熟社会を目指す第3の矢を射つべきと思う。
6位:楽天の日本一
東北の人々に夢と希望を与えた楽天イーグルスにおめでとう。
マー君というスーパースターがいてできた快挙ではあるが選手とファンが一体で勝ち取ったと考えたい。
7位:食材虚偽事件。
一流のデパートや料亭、レストランで次々に明るみになった虚偽表示。
多くの役員がテレビや新聞で頭を下げて謝っていた。
産地偽装などなぜ必要なのか消費者がもっと考えるべき課題を突きつけられた事件だった。
8位:80歳のエベレスト登頂
三浦さんは超人であるが、夢の大事さも教えてくれた人であった。
一緒に写真を撮れたのは思い出である。
9位:富士山の世界文化遺産決定。
日本の富士山がとうとう世界の富士山になった年である。
10位:PM2.5による大気汚染の拡大
中国のニュースをテレビで見たら本当に気の毒になる。
しかし、お隣の国だから日本にも影響大である。
日中の不仲を改善する為にも、日本の果たす役割が必ずあるはずで、中国本土の空気改善にもっと協力する必要がある。
日本が世界(特にアジア)から認知され本当のおもてなしや技術協力を必要とする国の人々にもっと貢献しなければならないだろう。

間もなく2013年が終わるが、個人的にもこの年は色々な出来事があった年である。
還暦の身として、来年は新たな第1歩の年となるのでお正月にゆっくりと新鮮な気持ちで頭を真っ白にして考える事にした。
Good luck.

- 第23回: 十日戎(1月)

今日は正月明けの十日戎なので、1年の願いを込めて祇園四条にある京都恵比寿神社に参拝と願いをしにお参りしてきた。
境内には屋台が沢山出て金曜日の朝から雪まじりのとても寒い日であったが行列を作って並んでお参りした。
名物の笹に願いを込めた夷さんの面や熊手を笹に飾ってもらって1年の商売繁盛を願った。
生まれて初めての夷参りである。
京都恵比寿神社笹飾り

- 第24回: スカイツリー(1月)

東京の浅草の近くにある押上にスカイツリーが完成して1年以上が経ったが、廻りから眺めるだけでタワーに上がってなかったので、1月に初めて上ってきた。
といっても、毎分600mの高速エレベーターが350mの展望台に1分足らずで案内してくれたまでである。
東芝製のエレベータが4台フル運転でお客さんの上げ下ろしを行っている。 もちろん無人運転であるが、心地よい音楽が流れていた。
40人乗りらしいが、こんなに早いスピードでもつなぎ目が狂い無い為か静かでスムーズであった。
振り返ると、全部は記憶してないと思うけどこれまでに色々なタワーに上ったので少し比較してみたい。
高い順に、スカイタワー(634m:展望が350m/450m)、上海のパールタワー(468m:90m/263m/350m)、KLペトロナスタワー(452m)、KLタワー(421m :276m)、天津タワー(415m:248m)、東京タワー(333m:120m)、名古屋テレビ塔(180m:100m)、京都タワー(131m:100m)となりスカイタワーは展望台では最高高さとなる。
この日は、冬晴れで雲なく最高の天気に恵まれたが、残念ながら富士山が霞んで見えなかった。
スカイツリーの350mからの展望は、大東京が一望でき隅田川や荒川などの主要河川に架かる橋が綺麗に見えた。
しかし、高層ビルもマッチ箱程度のちっぽけなおもちゃの大きさで密集しているため建造物が目立って、川や鉄道がその中で平面的に一応の曲線美があって目に焼き付いた。
しかしながら、やはりマレーシアや霞んで良く見えない中国のタワーからは、もう少し自然の緑や木々が目立っていたような気がする。
skytree1
skytree2
skytree3画像の説明
skytree4
駆け足で展望台を1周して、高速エレベータで地上に戻った時、いつもの偉大な大きさの建造物を見て夢から覚めて我に帰った気がした。
この日は、打ち合わせで訪問した木場で地上から霞んだスカイツリーも写真に収めた。
skytree6
skytree5

- 第25回: TPP問題(2月)
TPPとは、すべての関税・非関税措置の撤廃を目指す米国主導の自由貿易協定です。日本抜きのAPEC9カ国が参加して交渉が進んでいましたが、ここにきて日本も参加を表明しました。
食品や食料について考えると文化の違い迄たどりつく。工業製品は世界中どこでも同じ性能の物が手に入るが、食品や食料は鮮度や品質維持や命と係るので工業製品とは全く違う次元の物である。これを非関税とした場合、何が起こるか想像すると怖くなった。
アメリカは食料は武器と考えているので、日本を標的に工業製品で劣勢であるため対抗しているような感じである。直接食べる食料はもちろん、家畜のえさが心配である。日本の畜産は高級品が代名詞であるが、この畜産のエサがアメリカから安く入れば日本の供給体制が潰される。
その後、何が起こるかはアメリカの完全コントロールに支配されることは当然の成り行きと言える。
最初は安く売り、日本の穀物を減らした後に多分エサの値段を値上げするようなコントロールが可能になる。日本にとって畜産を継続するかどうかの瀬戸際になって、最悪は畜産業が荒廃するのが怖い。
食料自給率をあげないと国は滅んでしまう。こんなことを考えたら農業や食料は最大の武器になる事が理解できる。TPPに簡単に合意は許されないと思う。
経産省にばかり予算を落とす政治の見直しを図る段階で国を真剣に守る政治が今こそ重要と自分なりに考えている。

- 第26回: 悠情楽団とアイリッシュ音楽(2月)
名古屋に帰省して妹夫婦の紹介で栄のアイリッシュパブに初めて言った時の思いでビデオである。
アイルランドの音楽をバイオリン、ピアノ、ギターで生演奏を間近に聴きながら料理とワイン、ビールを頂いた。
ちょっと、落ち込んでいた時の安らかな癒しの時間に時空を感じたひとときをゆったりと過ごした。

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