人と地球に優しい環境政策のトップランナーを目指します

広場9

2021年度のトピックスを紹介して行きます。

回数掲載テーマキーワード掲載月
第1回コロナウイルス  世界的な脅威です2021/4
第2回コロナウイルスⅡ世界的な脅威です2021/4
第3回マスターゴルフ  松山英樹2021/4
第4回コロナウイルスⅢ  世界的な脅威です2021/4
第5回コロナウイルスⅣ  世界的な脅威です2021/4
第6回散歩       瀬田川散策2021/5
第7回コロナウイルスⅤ  世界的な脅威です2021/5
第8回コロナウイルスⅥ  世界的な脅威です2021/5
第9回コロナウイルスⅦ  世界的な脅威です2021/5
第10回コロナウイルスⅧ世界的な脅威です2021/6
第11回散歩Ⅱ      瀬田川散策2021/6
第12回コロナウイルスⅨ世界的な脅威です2021/6
第13回コロナウイルスⅩ世界的な脅威です2021/6
第14回睡蓮とハス水生植物公園みずの森 2021/7
第15回コロナウイルスⅪ世界的な脅威です2021/7
第16回コロナウイルスⅫ世界的な脅威です2021/7
第17回コロナウイルスXⅢ世界的な脅威です2021/7
第18回コロナウイルスXⅣ世界的な脅威です2021/7
第19回コロナウイルスXⅤ世界的な脅威です2021/8
第20回コロナウイルスXⅥ世界的な脅威です2021/8
第21回大雨被害    前線停滞      2021/8
第22回コロナウイルスXⅦ世界的な脅威です2021/8
第23回コロナウイルスXⅧ世界的な脅威です2021/8
第24回読書      ドストエフスキーの言葉2021/8
第25回コロナウイルスXⅨ世界的な脅威です2021/9
第26回コロナウイルスXⅩ世界的な脅威です2021/9
第27回人新世の資本論1 斎藤幸平     2021/9
第28回コロナウイルスXⅪ世界的な脅威です2021/9
第29回コロナウイルスXⅩⅡ世界的な脅威です2021/10
第30回コロナウイルスXⅩⅢ世界的な脅威です2021/10
第31回COP26英国グラスゴー2021/11
第32回COP26英国グラスゴーⅡ2021/11
第33回コロナウイルスXⅩⅣ世界的な脅威です2021/11
第34回今年の10大ニュース猪子兼行     2021/12
第35回コロナウイルスXⅩⅤ世界的な脅威です2022/1
第36回災害についてトンガの火山爆発2022/1
第37回コロナウイルスX XⅥ世界的な脅威です2022/1
第38回コロナウイルスX XⅦ世界的な脅威です2022/2
第39回コロナウイルスX XⅧ世界的な脅威です2022/2
第40回北京冬のオリンピック閉会式    2022/2
第41回ウクライナ侵攻ロシアの軍事行動   2022/2
第42回コロナウイルスX XⅨ世界的な脅威です2022/3
第43回戦争やめろ     世界的な脅威です2022/3
第44回ウクライナ戦争   世界的な脅威です2022/3
第45回コロナウイルスX XⅩ世界的な脅威です2022/3

- 第1回:感染症の脅威(2021年4月)
新型コロナの猛威は2年目を迎えている。日本もすでに感染者数は48万4千人、死者数は9200人となった。世界に向けると感染者が1300万人以上、死者数は28万4千人以上になっている。世界の人口が77億人として1.7%が感染したことになる。4月の時点では緊急事態宣言は全ての都道府県で解除されているが、大阪などは第4波に入ったと吉村知事は宣言し第3波が終息せずに燻っているところで変異株が蔓延中という認識である。もう注意喚起の継続では収まらず、蔓延防止要請が各都道府県で発出され始めてきた。

- 第2回:感染症の脅威(2021年4月)
コロナ対策は東京や大阪が蔓延防止対応を発出し感染者の抑制に対応中であるが、国民の意識がまだまだ浸透しない状況で効果は薄い。時短で夜の8時以降の飲食は原則禁止であるが、守らない飲食店も多いと聞いている。こんな閉塞的な状況で切り札であるワクチン接種がようやく高齢者から開始となった。本日がスタートの4月12日であるが、地元大津市はワクチン接種通知も届かない状況である。地域によって、早いところと遅いところがあるようだ。マスコミは始まったというニュースを流すものの我々当事者はいつからなのかも伝わらない状況である。このギャップというか真偽というか全く呆れて言葉にならない。

- 第3回:マスターゴルフ(2021年4月)
アメリカジョージア州のオーガスタで開催のマスターズで、日本人で初めてアジアで初めて松山英樹が1打差で優勝した。明るいニュースがほとんどないこの時期に最高の時間である。テレビで見てても常に冷静で表情に感情を出さない松山であったが、優勝後のインタビューでは朝からずっと緊張して最後まで緊張したまま終わったというコメントであった。多くの国民に希望と勇気を与えた快進撃に心から祝福したいと思う。

- 第4回:感染症の脅威(2021年4月)
4月になってコロナ感染数が全国的に増加し、特に大阪、兵庫、東京、京都は変異株で感染者数が減らず、3回目の緊急事態宣言の発令の見通しだ。変異株の拡大による第4波である。期間は25日から5月11日になりそうである。かなり厳しい規制になる見通しで、飲食に限らず百貨店、ショッピングセンター、大きなイベントなど人が多く集まる場所は閉店になる可能性が高い。プロ野球も緊急事態の発出地域については無観客試合とすることも決まった。特に大阪は医療崩壊となっており患者の入院率はレベル4の12%である。100人中12人しかベッド数がなく入院できず自宅待機となっている。待機中に家族に感染したり具合が急変して死亡する患者が9人発生している。近隣の滋賀県から看護婦の派遣や病院の受け入れも決まった。まさに緊急を要す状況下にある。

- 第5回:感染症の脅威(2021年4月)
今年もゴールデンウイークが始まったが、大都市では緊急事態宣言が発出中で飲食店、大規模なイベントは中止され人出の波がどこに行ったかと思えば、ニュースによれば東京から神奈川など首都圏の他の都市に流れているようである。これでは、蔓延防止には至らず。人々の気の緩みは改善されず、逆に地方に向かっている。政府の対策も掛け声もいつもと一緒であり聞き飽きているのはしょうがないが、一人が守っても他人が破れば多勢に無勢の考えでルールを無視してしまう。今の日本は全く呆れてしまう。こんな状況でまだオリンピックの開催か中止かの決定も出来ず、ただ引き伸ばし対応に無駄な時間と金をかけている日本が情けない。

- 第6回:地元の散歩(2021年5月)
爽やかな季節を迎えたが自粛続きで体が鈍ってしまったので地元の1時間コースをゆったりと散歩した。早朝で気持ちがいい。朝晩はまだまだ寒いこともあるが、晩春の過ごしやすい季節である。1番のお気に入りは瀬田の唐橋である。全長が223mあって日本3名橋の一つである。あと二つは宇治橋と山崎橋。松尾芭蕉も旅の途上で「五月雨に隠れぬものや瀬田の橋」の俳句を詠んでいる。瀬田川にかかる橋の色が落ち着きがあって綺麗だ。木製の橋にちなんで唐茶色になって平成24年にお披露目された。擬宝珠も唐橋に使用されていて荘厳なイメージを醸している。もう一つは、瀬田しじみの漁港である。数槽の船から竿で掬い取る方法である。竹竿を船から垂直に底まで下げて、砂と一緒に掬い取るのが見てて楽しい。
瀬田の唐橋
漁船風景
シジミ漁港

- 第7回:感染症の脅威(2021年5月)
3回目の緊急事態宣言は、予定の11日には解除されず31日まで延ばすことを政府が決定した。加えて感染者が急増中の愛知県と福岡県が加わって6都道府県となる。変異株によって感染が以前より広まって重傷者も急増している。他に岐阜県や三重県などは蔓延防止地域に指定されて自粛が強まる。チグハグな政府の対応にワシントンポストや反政府の人々からオリンピックは中止すべきとの声が大波となって押し寄せてきている。私は以前から意味のないオリンピックはすべきでないという立場なので違和感なく彼らの声を受け入れられる。政府はIOCという巨大な利権者の言われるままの姿勢をそろそろ正して国民の健康と平和を守る施策を進めるようにしてもらいたい。

- 第8回:感染症の脅威(2021年5月)
本日5月16日から緊急事態宣言地域に北海道、岡山、広島が加わり全国の9都道府県に拡大された。変異株の猛威で関西地域はすでに100%置き換わったようだ。感染力が強く重症化も増大している脅威である。4月末からのGWの緩みが拡大であるならそろそろ感染者数が減少してもいいのだが、依然として高い状態で推移している。9県が緊急事態で8件が蔓延防止地域に指定されたが、医療崩壊も始まっており政府の対応が後手後手でどうにも止まらない。
なぜ変異株の威力が強いのかは、ウイルスが細胞と結びつきやすいように変異をして体内のウイルス量が増加したことが考えられている。
免疫が暴走してサイトカインストームになる可能性も増したようである。

- 第9回:感染症の脅威(2021年5月)
9県及び沖縄県含めて5月30日の時点で当初計画の緊急事態宣言の解除は困難となり6月20日まで延長されることが決まった。感染者数の減少が認められず、重症者が減らず、医療崩壊は止められず当然ながら解除はできないという判断に至った。今後はワクチン接種が予定通り進むかどうかが鍵であるが、厄介なことに感染力の強い変異株が従来株と置き換わることになって、この変異株に現状のファイザーワクチン効果が影響を受ける心配である。まだ正式なデータは出ていないが諸外国の状況によれば効果が薄れるという情報もある。また、変異株から新型のコロナと異なる種類の変異種に変化する可能性もあってこの先まだまだ余談はない状況が世界中で起こっていると言わざるを得ない。

- 第10回:感染症の脅威(2021年6月)
6月になってワクチン接種の数がようやく増加してきた。しかしながら日本は1回接種がまだ7%(6月1日現在)と低く高齢者が全員に接種が終わるのが7月末の計画である。ちなみに海外ではすでにイギリスが58%でトップ。50%以上はカナダ、チリ、アメリカと続く。ドイツも44%であり欧米、南米、の順に接種が進んでいる。中国の情報はないがローカルのワクチン接種がかなり進んだとテレビでは報道している。日本や韓国などアジア諸国は依然として低い水準にある。台湾の友人によれば感染の急拡大に伴い学校が全てオンライン学習に切り替わったということ。きっかけは国際線パイロットの感染らしい。原因がはっきりしているので対策も早いし確実に行っているのが現在の台湾情勢である。

- 第11回:地元の散歩(2021年6月)
今年は梅雨入りが例年より3週間くらい早いため5月の五月晴れは非常に短期間であった。久しぶりに雨も上がったのでいつもの散歩コースを散策した。昨年できた県営の瀬田漕艇場もでしゃばらず、コンパクトな建物でまずはホッとした次第である。大学のボート部が練習しているのを横目で見ながら朝のリフレッシュをした次第である。
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- 第12回:感染症の脅威(2021年6月)
イギリスで開催された今年のサミットが無事に終わった模様である。コロナ禍なのでリモート開催と思っていたが、先進7カ国の代表が顔を突き合わせて議論したのは成功であった。コロナ禍でコロナ対策のワクチン外交が最も大切な話であったことは間違いない。但し、日本は特殊な立場でオリンピックのホスト国で1ヶ月後には開催するか中止するかの瀬戸際での開催であった。国民感情で70%近くが中止を願ったにも関わらず、この国の首相は安全、安心の元で開催を行うので各国から選手、関係者に日本に来てほしいと呼びかけた。予想はしていたが、国民に寄り添うことが政治の最も重要な点であるが、国民を阻害してまで決めたことは実行するという専制君主のような横暴な発言をサミットで行なってしまった。当事者でもない他の首脳は表向きは反対はしないで終わったのが速報で流れた。まだ1ヶ月あるものの全く盛り上がらないオリンピックをこの場に及んで実行するという政府の考え方に先の第2次大戦の日本軍を思い起こした次第である。自殺行為は止めないといけないのだが????

- 第13回:感染症の脅威(2021年6月)
本日、ファイザーのワクチンの1回目の接種を行った。全国的に見たら早くもなく遅くもなくというタイミングでのワクチンであった。次回は3週間後に行う。十分な免疫ができるのは2回目が終わって1週間後なので7月25日頃になる。安全、安心のためのワクチンであるが万能ではないしこれからも引き続き感染予防は継続しなければならない。変異株はインド株が猛威を振るう場合が予測されており専門家からは第5波が来る確率が高いという予測になっている。予定通り6月21日から沖縄県を除いて緊急事態宣言は解除され蔓延防止対策に移っている。コロナ専門家会議の答申は、なぜかオリンピック中止という選択は封印して無観客開催が望ましいという中道的な結論になってしまった。日本政府の引き伸ばした結果として、引くに引けず進んでいく戦時中の日本軍を連想するこの頃である。世論の半分はオリンピックによるリスクを高いと考えて中止または延期を希望しているにもかかわらず、これまでの損害が大きくなればなるほどに引けなくなる構造になっている。政権中枢は国民の生命と健康を賭け金にして一か八かの博打に出ていると感じる。勝つと何かいいことが待っているのか?負ければオリンピックによる感染拡大と第5波による死者数の増加、重傷者の増加、医療破壊が目に見えてくる。世界からの信用も地に落ちて経済的な影響も悪化するに決まっているんだが・・・
「無責任体制」の果てに取り返しのつかない事態だけはやめてほしいです。

- 第14回:睡蓮とハス(2021年7月)
7月初めの梅雨時に草津市の水生植物公園みずの森に行ってきた。近くにこんな落ち着いた公園があって本当に美しい水生植物を楽しめた。睡蓮とハスの大きな違いは水面に花を咲かせるのが睡蓮、水面より高い位置に花を咲かせるのがハスである。睡蓮は花が咲き終わると閉じて水の中に沈むが、ハスは花びらが散って後に果托ができる。睡蓮の葉は撥水性がなく光沢があるが、ハスは撥水性があって光沢がない。ハスの根は蓮根になるが睡蓮はならない。英語のLotusはハスのことで睡蓮はWater lilyと呼ばれる。このように睡蓮とハスは似ているが全く違った属分類である。パラグアイオニバスは30kgまでの人であれば船のように沈むことなく乗っていることが可能だそうだ。
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- 第15回:感染症の脅威(2021年7月)
感染力の強いインド株(デルタ株)が蔓延してきており、とうとう東京都は蔓延防止を解除ではなく緊急事態宣言を再発出することになった。正式には12日から8月22日まで発出することに専門家との協議で決まった。昨今の感染者数の増加傾向からして当然の結果となってしまった。これにより、問題のオリンピック、パラリンピックの開催について5者協議が開催されて東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道は無観客での開催が決まった。緊急事態宣言下でオリンピックの開催が望ましいかどうかの議論もあるが賛成派と反対派の中間的な立場に立って、開催はするがお客さんは入らない大会という極めてイレギュラーな大会運営に決まった。安心安全に最大限努力するという口約束な言葉で大会を行う舵取りを決めた政治家に結果責任の覚悟はあるように思えない。ワクチンの効き目の持続が2回目の接種から半年間はあるもののその後は全く不明であることや、日本の接種率がオリンピックの開始までに40%になるかどうかの状況下での実施は賭けとしか思えない。結果としてコロナ感染や死亡者が増加になってしまったら責任問題となるし、政治家の首が飛ぶくらいですまないことになってしまったらと思うと自殺行為としか思えない。今回の東京の緊急事態は4回目であって緊急事態になれてしまった国民がルールを守った安全行動をとる保証もないのが現実である。行動範囲も1回目とは随分緩和された緊急事態のためほぼ飲食店のアルコール提供の禁止と夜の店の閉店時間の短縮で終わっている。スポーツや映画や学校なども中止や禁止処置も出ない。非常に厳しい状況が予想されてきたと思わざるを得ない。

- 第16回:感染症の脅威(2021年7月)
本日15日、ファイザーワクチンの2回目接種が無事に終わった。高齢者枠のネット予約による接種であるが、今月末には全国の希望する高齢者にワクチン接種が完了することが元々の国の計画だったはずである。しかしながら自治体によっては供給が不足しており予約を中止する事態になっている。国と都道府県、市町村との連絡網の不備が目立ってきた。ワクチンが進むことで新規感染者も抑えられるという前提で期待のワクチン接種であるが、デルタ株など変異株に置き換わっており感染力が増大していることによって、感染拡大に歯止めがかからず首都圏では右肩上がりで感染者数が伸びている。大臣や国の担当者も市民へのお願いだけで減少することに懐疑的ある。この状況下で23日にはオリンピックの開幕である。全く盛り上がってないオリンピックであり、心配は増すばかりである。

- 第17回:感染症の脅威(2021年7月)
2021年7月23日(金)、東京2020のオリンピックの開会式当日である。当然ながら無観客で行うオリンピックなので、従来とは全く異なりお祭りムードもほとんどない。関係者は選手村と競技場を専用バスで往復し、当然のことながら一般人とは交わらないようなバブル方式という境界を持って感染の拡大を抑え込むことで大会を成立することをルール化している。選手、コーチなど大会関係者の中ですでに陽性で隔離中の人が85人だそうだ。大会を本当に乗り越えることは可能だろうか?暑さも半端でなく連日35℃の厳しい暑さが続く。

- 第18回:感染症の脅威(2021年7月)
緊急事態宣言が、神奈川、埼玉、千葉、大阪にも拡大されることになった。期限は8月2日から31日まで。新型コロナの感染者は増加の一途であり、政府も打つ手がない。30代以下で全体の7割超となり全国で1日に1万人超えの感染爆発である。東京はオリンピック中でもあって感染が著しく増加し31日にはとうとう1日4千人超えとなった。新幹線もガラガラだし鉄道やバスも混雑はしていないように感じるが、感染の収まる気配は全くないし若者中心に爆発してきた。ワクチンも2回接種したもののデルタ株に対して効果のほどははっきりしない。感染者が増えることによる医療崩壊が本当に心配である。

- 第19回:感染症の脅威(2021年8月)
緊急事態宣言の地域が1週間前に増加したばかりだというのに、効果は無く新規感染者は増加する一方である。おまけに本日8月5日に蔓延防止地域が新たに8県加わることに決まった。いずれも8月31日までの処置になる。事態は静まるところ知らず。病院の病床不足は否めず、政府は軽症については自宅待機にすると決めた。言語道断であって自宅では隔離は難しく家族に感染することが事例としてあるにもかかわらずこのお粗末なルールで縛ろうとしている。
本当に国民の安全と安心を考えているのか?口先だけの通りいっぺんの記者会見しかできない現在の政権にはすぐに退場していただきたい。しかしながら交代できる政権や政治家が今の日本に見当たらないことが最大のこの国の危機と言える。
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- 第20回:感染症の脅威(2021年8月)
8月8日に17日間猛暑の中で開催された東京オリンピックが閉幕した。コロナ感染者がこの期間に著しく増大しオリンピックの価値とはいったい何だったのか考えさせられた2週間であった。競技はほとんどが無観客であったのでテレビ放送で楽しむことはできた。しかしながら世界中のコロナに感染した人々の気持ちはいかがなものであったろうか?これで本当にホスト国の役割を果たしたのだろうか?猛暑のオリンピックのためマラソンの場所を東京から札幌に移しての開催にもかかわらず男子マラソンでは105人の参加者のうち30人が暑さにバテて途中で棄権となった。アスリートファーストの大会ならば、この日本の過酷な気象条件を最大限考慮して季節を選ぶべきだったと反省してほしいと思う。オリンピックでアスリートから大きな感動をもらったことは事実であるが、この難しいコロナ禍中に開催したことの意義はあったかどうか?IOCのバッハさんのご都合主義により一番難しい時期の開催に走ってしまった日本政府の無責任体制に多少なりとも怒りを感じ得ない。本大会の結果はアメリカがメダルトップ。続いて中国。日本は3位となり金27個、銀14個、銅17個の合計58個であった。選手によって金メダルのプレッシャーに耐えられず銀メダルで泣いて悲しむ選手もいたりメダルを取れなかったが入賞や仲間と一緒に決勝に進めたことに嬉し泣きする選手もいて周りからの大きなプレッシャーが選手個人を苦しめたんだなあと考えさせられた。近代オリンピックの父であるクーベルタンが唱えたオリンピック精神とは、スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレイの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献することと呼ばれている。ここにきて、メダル争いが目的のナショナリズムの面がクローズアップされてきていないかを反省する必要があると感じる次第だ。過去からの競技はリスペクトしつつ、時代が変化する中で野球・ソフト、スケートボード、ボルダリング、サーフィン、空手道などが新種目として加わったことは評価したい。これらで日本のメダル数も過去より増加できたとも言えるが?
日頃知らなかった種目でとても楽しかったのがスケボー、空手、テコンドーと自転車であった。空手は形と組手の2種目あって採点ルールが分からないまま終わったし、自転車もポイントの得点がどうしたらもらえるか分からないまま応援していた。とにかく表面上は大会が大きな混乱なく終わったことがよかった点であった。

- 第21回:西日本の大雨(2021年8月)
8月10日頃から雨が降り続く日本列島である。特に九州、中国地方が線状降水帯が発生し特別警報が発令されるような大雨になっている。このため各地で川が氾濫し土砂崩れなどで家屋の被害が発生。テレビは連日気象情報で国民に命を守る行動をするように訴えている。
過去には考えられない雨が長時間降り続く近年の気象は、明らかに気候変動と言える。IPCCも8年ぶりの報告書の中で、人間の活動が温暖化を引き起こしていることは、疑いの余地がないと初めて明記を行った。温暖化により世界の平均気温が1℃以上上昇し極端な異常気象が頻繁に発生する件数が増加している。19世紀後半に比べて1.5℃の上昇でも10年に1回の高温頻度が4.1回に、10年に1回の大雨が10.5%上昇し、乾燥地帯の干ばつが2回に、平均海面水位が28〜55cmも上昇すると結論づけた。日本もこのままでは夏の高温と大雨、水位の上昇によって大被害が頻繁に発生するリスクが高いと思うので、温暖化対策にみんなで対応することが重要である。

- 第22回:感染症の脅威(2021年8月)
東京オリンピックで国民の気の緩みもあって、コロナは新規感染者が全国で増加し収束の兆しは全くないどころか医療崩壊が発生しもはや災害モードに突入した日本である。
重症者のベッド数が不足し、大病院も懸命にベッド数を増加して対応するもののすぐに患者で埋まってしまうのが実情である。重症者→中等症→軽症のピラミッド構成は機能できない事態に陥ってしまった。
中等症に空きベッドがないため、軽症者は自宅療養か宿泊療養になっており、デルタ株の感染力の強さから軽症者でもわずか4日で重症患者になる危険性が高まっている。よって、自宅の軽症者がいきなり重症者様病院に運ばれてECMOで治療することが起きている。ところが運よくベッドが空きありのケースは少なくなってきており、突然重症になる患者の運び先病院が見つからないケースが全国で増大している状況になった。まさに医療崩壊である。今重要なのはワクチン接種を急いで若い人が重症化するリスクを取り除くことが求められる。政府や自治体の人流抑制のお願いベースでは、全く効果がでない。国が主導してもっと効力の高い施策とワクチン、治療薬の開発に動いてもらいたい。
ちなみに、20日から新たに緊急事態宣言が茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7県に発出となる。また蔓延防止は宮城、富山、山梨、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の10県に追加で発出となる。解除の目安は9月12日である。

- 第23回:感染症の脅威(2021年8月)
新規感染者の増加と医療体制の崩壊により、また新たに8月27日より緊急事態宣言の都道府県が8県増えてトータルが21都道府県になる。対象は北海道、宮城、愛知、岐阜、三重、滋賀、岡山、広島である。蔓延防止も4件増えて合計が12となる。対象は高知、佐賀、宮崎、長崎である。国内で33都道府県が緊急事態か蔓延防止宣言の対象になる。残っている県は比較的人口が少ない地域であり人流が少ない過疎と言われる地域が多い。夏休みもほぼ終わり今後は幼稚園から大学まで学校が新学期を迎える時期である。文部省はオンライン事業も含めて授業再開を謳っているが、よほど感染防止対策を子供はもちろん、大人(先生など)も十分な注意が求められる。子供が感染すれば一大事である。

- 第24回:ドストエフスキーの知恵(2021年8月)
今年はドストエフスキーの生誕200年。
終わりの見えない不安と恐怖のなかに、私たちはいま生きている。終わりが予見できない、ということほどつらく苦しい状況はない。何かしら希望をもって生きていくためには。いつかは「終わる」という証が不可欠なのだ。ところが、その肝心の証は示されず、あるのはたんに希望的観測だけである。そうはいえ、巨視的にはこのコロナ禍も、現象としていずれ終息するときが来ることはまちがいない。しかし、悲しいことに、コロナ禍が終息したあとも、私たちの日常には、不安と恐怖がとどまりつづける。私たちが人間であり、死すべき存在である以上、避けがたい運命と受けとめなければならない。では、どのようにしてその不安や恐怖と闘っていくのか?
彼の言葉は、われわれが不安や恐怖と戦う上で重要なのは、一人ひとりが自らの「疚しさ」について自覚することである。
「疚しさ」とは「罪の意識」と置き換えてもよい。

- 第25回:感染症の脅威(2021年9月)
9月5日にパラリンピック東京大会が幕を閉じた。障害者のオリンピック大会でコロナ禍の開催で心配したが、無事に終わることができてホッとしている。もちろん競技者には多くの感動を届けてもらい感謝している。初めて知った競技もあった。ボッチャである。ルールは分からないが誰でも遊べそうで楽しいスポーツであった。このところ東京の感染者数が大きく減少しており、第5波のピークもようやく落ち着きつつある。但し、学校が始まり家庭内感染がトップになっているので、まだまだ気を緩めてはならない現況と言える。ようやく専門家の分科会も医療逼迫から臨時の医療施設の設置が重要であることを行政機関に強く要望するに至っている。入院施設がいっぱいで家庭内で自宅療養するケースが増大し、急に悪化し死に至るケースも現れている。自助、共助、公助のなかで今必要なのは公助である。国民に自粛生活を訴えるだけの無責任な内閣は、来月には衆議解散総選挙に突入する。現首相の菅さんは立候補しないことが決まり連日の株高であるのは、日本の政治の脆弱さを物語っていないだろうか?

- 第26回:感染症の脅威(2021年9月)
東京だけでなく各地の新規感染者数はこのところ減少傾向に入った。しかしながら医療崩壊は元に戻らず重症者も多いことから緊急事態宣言は9月末まで延期が決まった。イスラエルやヨーロッパなどワクチン接種が早く進んだ国もブレークスルー感染が起きておりブースター接種を開始した国もある。ワクチン接種による抗体が体内から減少していることは分かっているが、すぐに効果が落ちているとは判断しない方が良いようだ。実際はブレークスルー感染が起きても重症化や死亡のリスクは減っており一定の効果があることは間違いない。体内のメモリー細胞が新たに抗体を再生産し感染細胞を攻撃することが分かってきた。ワクチンは、感染予防、発症予防、重症化予防に一定の効果がありメモリー細胞が短時間に無くなることもないことが分かってきた。しかしながら感染予防対策のマスクは引き続き必要である。

- 第27回:人新世の資本論(2021年9月)
斎藤幸平著の人新世の資本論について考えたい。人新世とは何か?ノーベル化学賞を受賞したパウルクルッツエンは地質学的に見て地球は新たな年代に突入したとしてこれを「人新世」と名付けた。実際地表を埋め尽くしているものは、ビルや工場や道路や農地などであり、海洋にはマイクロプラスチックが大量に浮遊している。人工物が地球を大きく変えており、この中でも人類の活動によって飛躍的に増大しているのが、大気中の二酸化炭素である。二酸化炭素の増加により地球温暖化の危機に突入しており「人新世」により皮肉なことに経済成長が人類の繁栄の基盤を切り崩しているという事実に直面している。
序章を読んだまとめは、
1、人間たちの活動の痕跡が、地球の表面を覆い尽くした年代を人新世という。
2、資本主義というものは、「中核」と「周辺」で構成されており、中核部が大きな利潤を上げるためには、周辺部から廉価な労働力を搾取して、その生産物を買い叩かなくてはならない構造になっている。
3、人間を資本の蓄積のための道具として扱う資本主義は、自然もまた単なる剥奪の対象とみなしている。
今後少しずつ内容について掘り下げていく。

- 第28回:緊急事態解除(2021年9月)
新規感染者の激減と医療体制の回復もあって、全国の主要都市に発令中の緊急事態と蔓延防止が9月30日で正式に解除が決まった。これでひとまず第5波は終焉となり次の第6波に備えて予防対策は今まで通り実施した上で、普通の生活を徐々に増やしていくことが決定された。メリハリも必要であるしいつまでも引きこもり生活はできないので、少しはほっとしたところです。
デルタ株の変異も世界では見つかっており、欧州やアジアでも感染者が増加するニュースも聞かされているので、とても安心できる状況ではない。
こんな時であるが、本日菅さんの後の自民党新総裁選挙が行われ決選投票の結果岸田さんが総裁に決まった。これにより次期首相は菅さんから岸田さんに交代が決まった。次期の衆議院選挙は11月になりそうである。

- 第29回:衆議院選挙に向けて(2021年10月)
コロナ禍に衆議院が任期を迎え、総選挙が実施される。選挙の日程は10月31日が投票日に決定した。まもなく選挙運動期間が始まる。
国会は新たな大臣の使命も終わって、所信表明演説、与野党の質疑が行われている最中である。コロナ禍の新規感染者は毎日のように減少しており東京も百人を切った感染で推移している。ワクチン効果も表れてきた結果が大きいが緊急事態宣言が解除され国民の不満も徐々に回復傾向になっているためにリバウンドが心配されるこの頃である。専門家会議のメンバーのテレビ出演も減ってきており、社会行事もだんだん緩和の方向になってきた。新政権はコロナ対策が優先であることは強調するものの、今更ながら成長と分配と言っており環境対策についての対応が疎かなことが残念で仕方がない。世界は温暖化対策や環境問題の対応に舵を切っているが、ノスタルジー的な成長と分配では心配な国の将来と思った。

- 第30回:Withコロナの生活(2021年10月)
10月26日の感染者数は、全国で314人と激減している。特に感染者数0の都道府県が13となっている。ワクチンの接種状況は全人口に占める割合が2回接種人数として70%を超えた。専門家は第6波は必ず来ると予言しているので、楽観は許されないが国民感情として外出規制やイベント規制、飲食の時間制限などに緩和の動きが出てきた。日本は抑制であっても世界を見れば中国も感染拡大に入っておりロシアも感染の再拡大で市民の不要不急の外出控えを政府が呼びかけている。イギリスも対策の強化の声が上がり追加のワクチン接種も始まるようである。今週末には衆議院選挙も行われ新政府の対応には注目度が高まってきている。

- 第31回:COP26の日本外交(2021年11月)
地球温暖化対策を話し合う国際会議で、対策が「後ろ向き」と評価されまたしても不名誉な化石賞をNGO(気候行動ネットワーク)から贈られた。
衆議院選挙後すぐに英国まで行って0泊2日でとんぼ返りした岸田首相には、ご苦労さんであるが、演説の内容が相変わらず石炭火力の建設を進めて対策に消極的と批判されて帰国した。「化石賞」は温暖化の原因となる化石燃料を指しており、欧州が全廃を求めている化石燃料を依然として推進し未確立の技術に依存して火力発電を活用すると表明したのが、賞の理由である。ゼロエミッション火力の技術がまだ未熟であってコストも高く「パリ協定」が掲げる産業革命前から気温上昇を1.5℃以下に抑えるという目標達成に消極的すぎるという批判を浴びて日本の立場は全く逆風にさらされている。

- 第32回:COP26の日本(2021年11月)
COP26が閉幕し、日本の立場は世界に比べて周回遅れの感じが強い。世界は石炭はもちろん天然ガスや石油も含めて脱化石燃料を進めている。石炭火力は最新鋭であっても天然ガス火力の2倍以上のCO2を出す。グラスゴーの成果文書では石炭火力は、段階的に廃止(フェーズアウト)から段階的に削減(フェーズダウン)に弱められた。日本にとってはラッキーであるが世界は日本に化石賞を示したのは当然の結末と言える。デンマークは1.5℃に抑えるためには石炭はもちろん石油と天然ガスも終わらなければならないと力説した。日本との差は歴然としている。世界リーダーズサミットで水素やアンモニアを燃やす技術を紹介した日本であるが、実用化の目処も立たない技術をいくら力説しても世界からは納得の結果が得られなかったのは、誠に残念な結果であった。

- 第33回:Withコロナの生活(2021年11月)
注目すべき変異株が南アフリカで発見された。世界保健機構(WHO)は11月26日に最も警戒レベルが高いVOC(懸念される変異株)に指定しオミクロン株と呼ばれることになった。警告によれば、オミクロン株は非常に早く感染が拡大するばかりか、ワクチンを2回接種した人にも拡散しうるようだと警戒を強めるように世界中に情報が共有された。

- 第34回:今年の10大ニュース(2021年12月)
第1位:新型コロナの世界的脅威
昨年来の世界的パンデミックのコロナ感染はいまだに治る気配は無く、ウイルスの変異によりデルタ株からオミクロン株に急激に変異して世界中に感染を拡大している。特に今回はワクチン2回接種の人にも感染しているため、ウアクチン接種に関わらずマスク、手洗い、3密回避は継続が必修であり場合によってはデルタ株で大変なことになった医療崩壊の再現もありうるため個人の自粛は一層に必要な見通しである。

第2位:日本シリーズでヤクルトが優勝
前年度最下位のセリーグのヤクルトと同じくパリーグ最下位のオリックスによる日本シリーズとなった。ペナント前に誰がこの2チームがリーグ優勝すると予想しただろうか?全く聞こえなかったし想像するファンもめっちゃくちゃ少なかったと想像する。日本シリーズも両チームとも僅差の投手戦が全ての試合で行われ、1点差ゲームがほとんどであった。MVPはキャッチャーの中村悠平であった。

第3位:東京オリンピック、パラリンピックの開催
コロナ禍で大会が1年延期され、なおかつ日本でも緊急事態が発令されたりする中での開催であった。賛否両論というより中止を望む市民が圧倒的に多数の中での強行実施となった。もちろん無観客であったため切符を事前に購入していた市民は落胆が大きかったはずである。結果は特に大会中に競技感染者が感染したり入院することに至らなかったのが、救いであった。確かに日本人の活躍も多かったのでオリンピックは成功のように語られているが、運よく関係者やボランテイアの努力で大会を大きなハプニングもなく終えることができただけではないだろうか? 今後は負担金や施設の活用など負の代償を国民全てで担わされることになる。

第4位:自粛体制の中でのワクチン接種
医療関係者から始めて高齢者、18歳以上の一般者の順番で日本各地ワクチンの接種が行われた。2回接種が条件で自分は一里山にある体育館での大規模接種会場でワクチンの接種を行なった。アレルギーはほとんど無く終えたが、中にはアレルギーが発症する人もいたようだ。日本の摂取率は70%以上であるが、どうしても拒否する人や子供などには接種していないため、12月で1億本以上の在庫が保管されているそうだ。第5波が終わって11月以降落ち着いているが、世界の感染は増加傾向になるため、日本もいずれ第6波が来ると専門家は注意を促している。ブースター接種の3回目はすでに医療関係者向けに開始となったので、近い将来自分たちも3回目のワクチン接種を行うことになる。

第5位:温暖化対策のCOP26
グラスゴーでCO2が温暖化の主原因であって1950年以降の人間の生産活動が現在の地球温暖化を生み出したと断定し、各国が積極的に削減し2050年には実質ゼロを目指す具体的行動をとることが約束された。自動車はEVシフト、火力発電は削減、森林の維持など必要な対策は前倒しで行うことが求められている。
コロナも人類の暮らしに恐怖を与えるが、温暖化は戻すことができない地球環境の問題なので、商品の山で暮らす今の生活を見直して世界全体で克服しなければならない重要な政治課題である。

第6位:日本の政治体制の変化
衆議院選挙が4年ぶりに行われたが、結果は自民党が圧勝。政治は与党のままであって総理が岸田内閣に変わり大臣も一新された。まだスタートしたばかりで判断はできないが岸田さんのモットーは聞く力であると強調されているので、ミドル以下の一般市民の声をよく聞いて、正しい判断を望みたい。

第7位:健康管理
家族の健康管理はほぼ例年通りで大病、怪我なく1年を送ることができたことに感謝している。

第8位:半導体部品の納期遅れ
資本主義の中でサプライチェーン体制の果たす役割は大きく世界のどこかで問題があると影響は他の国に及んでしまう。
今回のコロナ禍で東南アジア、中国に大きく部品の調達を依存している日本の自動車産業は、大打撃を被っている。半導体が不足し、基盤が完成できず自動車の組み立てが完成しないため多くの自動車会社は生産ストップとなっている。自動車に限らず、一般機械装置の部品も入荷が確約できず装置の完成が遅延している状況である。

第9位:横綱白鵬が引退
ウランバートル出身の第69代横綱の白鵬がとうとう引退した。
幕内優勝回数は45回である。
2007年名古屋場所で横綱に昇進し2021年名古屋場所で全勝優勝して引退した。とにかく偉業の活躍で生涯こんな強い力士は現れないのではないだろうか?お疲れ様。

第10位:中学の同窓会に参加
53年振りに中学の有志による同窓会が名古屋で実施され参加した。八人の仲間が集まったが、遠方からの初参加は自分だけで他は還暦後に例年集まっているそうだった。まるで思い出せない話も多かったが、卒業写真を見ると面影や記憶が蘇って楽しいひとときを久しぶりに味合うことができた。同窓生の皆さんに本当にありがとうと言いたい。

- 第35回:新型コロナの第6波(2022年1月)
オミクロン株による感染者が暮れから日本でも発生し正月明けから全国に急増している。
特に米軍基地のある沖縄、山口が市中感染による感染者が急増したため、広島県を含めた3県に政府は蔓延防止対策を発出した。このところ各地にクラスターも発生しており全国で10日現在で8千人超となった。第6波に入ったと思われる。

- 第36回:津波(2022年1月)
今日は1995年の阪神淡路大震災から27年の記念日である。その前日の1月16日に日本から遥か8000km離れたトンガにおいて海底火山の大爆発が発生した。この衝撃波によって空振という現象が起きて日本の太平洋沿岸で津波警報や注意報が発動された。特に岩手は警報が真夜中に発動されたため2011年の東北大震災のこともあって避難指示に従って多くの住民の方々が高台に避難したようだ。小笠原諸島で起きた海底火山爆発も礫が遠く離れた沖縄にも流れた事実も昨年あったし、気象変化による災害の発生頻度が確実に増大している感じが強いので、今後起きるであろう気候変動に対して対応策について自治体と住民が力を合わせて検討する重要性が高まった。

- 第37回:蔓延防止拡大)
新型コロナは、完全にオミクロン株への置き換わりが進んでおり、感染力がものすごく早い状況である。幸い重症化率は少ないが感染者の激増で今後高齢者が感染すると重症者や死者も増加する可能性は大きく油断できない。1月23日現在で全国で1日あたり5万人の感染者が見つかっている。全国に拡大中のため3県からスタートした蔓延防止宣言はその後東京など13県にも拡大し、今後さらに18県が申請する予定になった。最後は全国で蔓延防止対策がとられる見込みになってきた。政府の主張とコロナ分科会の尾身会長の発言に異なる提言も目立ってきており、一般市民の行動をどうすればいいか統一感を出してもらわないと大変困っている。
ワクチンのブースター接種も急いでほしい限りである。

- 第38回:蔓延防止またもや拡大)
とうとう新型コロナ感染者数が日本で10万人を超えた。急拡大のピークが見えない状況で心配している。2回の接種を完了していても陽性者が多く出てきている。明日からは和歌山県も蔓延防止が発出されるため全国で35の都道府県で発出となる。個人的には接種券も受け取ったので2月後半にモデルナワクチンを接種する予約を行った。オミクロン株も変異株が認められたようで、コロナウイルスとの戦いは先が全く見通せない。こんな中で冬のオリンピックが本日開会式を迎える。オリンピックが平和の祭典などと語っていたのはもはや大昔のことで、今回の北京オリンピックには日本はじめ西側の首脳や政治家は出席を拒否しており中国と友好関係にある国のみの首脳出席になる模様である。もちろんウクライナ問題でNATOの国から非難されているロシアのプーチン大統領は出席し中国ロシア関係を強固にするらしい。オリンピックも政治の道具に利用されているのが現実の姿と言える。

- 第39回:第6波のピークは今)
日本国内の感染者数は2月12日現在で7万人弱にピークアウトしてきている。
大きく減少は見られないものの富士山型のゆっくりした減少トレンドにようやく入りつつある。地域差は出ていて高知県が新たに蔓延防止地域に入ることになったため全国で36の都道府県に増加した。感染者はピークアウトしても重傷者は依然として増加しているので当面は蔓延防止対策を解除できる状況ではない。
オリンピックも数々の感動はあるもののコロナ禍で盛り上がりには欠けた大会であることは間違いない状況だ。明るい話題が少ないだけにスノボやジャンプで平野や小林が金メダルを取って感動をもらって喜んでいる。そんなオリンピックも後半戦に入って残り1週間余りとなった。

- 第40回:北京オリンピックの閉会式)
2月4日に開会した北京の冬のオリンピックが無事に閉会した。日本は金メダル3個、銀メダル6個、銅メダル9個の合計18個のメダルを獲得した。史上最多のメダル数で数々の感動を与えた大会となった。記憶に残る種目は、スピードとパシュートで4個の個人メダルを獲得した高木美帆選手、ジャンプの小林陵侑選手、スノボのハーフパイプの平野歩選手など金メダルを取った選手はもちろん。
その他氷上のチェスであるカーリング、フィギアスケート、アイスホッケーも楽しめて世界の選手や関係者に感動をありがとうと言いたい気分である。

- 第41回:ロシアのウクライナに対する軍事行動)
冬のオリンピックが終わった途端、予期していた最悪の行動が勃発した。ウクライナに対するロシアの侵攻である。欧米や日本、中国も対話を通してロシアが軍事行動に走らないように働きかけを行ったにも関わらず2月24日にミサイルによってウクライナの制空権を完全に攻撃した。多数の民間人の死傷者も出ている。プーチンの目的は一体何か?許されない暴挙であるが、なぜ実行したのか?
マスコミはいろいろな情報を流すが、欧米の制裁が厳しいことが重々承知の上で強引な侵攻にすすむロシアの意図は一体何か?歴史問題もあって複雑であるが、世界情勢が混沌としてきたことは間違いのない事実である。

- 第42回:蔓延防止の延長と解除)
政府分科会は、東京、大阪などの18都府県の今月21日までの蔓延防止延長と福岡などの13県の6日の解除を決めた。感染状況はピークを過ぎたと言われても都市部では大きな減少に至っていない。重症化や死亡者も高齢者を中心にまだまだ増加傾向である。医療を考慮した場合、地域で医療体制の逼迫は高止まり傾向が強いため延長する地域が多いことになった。個人の3回目ワクチン接種は済んだのでオミクロンに対する抗体は増加したが、まだ全体の30%に満たないことが問題とも言えそうだ。高齢者だけでなく感染予防のため多くの国民に接種を急ぐべき段階である。

- 第43回:プーチンの暴走)
21世紀になりこんな激しい戦争が勃発するとは想定外であった。ロシアのウクライナ侵攻の暴挙が始まってほぼ2週間。ウクライナ国民の抵抗もあってロシアの攻撃も計画通り進んでいないというのが専門家の意見である。首都キエフにもロシア軍が迫ってきているのが現状である。ウクライナ国民は女性も含めて戦禍の中で徹底抗戦する志願兵が後を絶たない。すでに子供を含めて1000人を超える市民が犠牲になっているそうだ。国民はポーランドやNATOの国々に避難する国民も増大している。停戦に向けて何が求められて何をすべきか?世界は黙って見ているわけにはいかないが、アメリカが参戦したら世界大戦や核戦争の危機にもつながる。ロシア国民が立ち上がってプーチン政権を糾弾し転覆することが是非とも必要である。

- 第44回:ウクライナ戦争)
とうとうロシアとウクライナの戦争が泥沼化になってしまった。
停戦協定は継続中にもかかわらずウクライナの都市部へのロシアの攻撃は止まらないどころかエスカレートしている。ウクライナからの移民はほぼ1000万人に達しておりポーランドが受け入れ#1だ。ロシア国民の中にも知識人は戦争反対論であるものの情報統制が厳しく誤った放送を信じてプーチンの行動を抑制する体制には至ってないのが現状である。
21世紀の民主化された社会で不合理な戦争が起きたことは人間社会の闇であって歴史は繰り返すことの証となった。2022年が第3次世界大戦に至らないことだけを祈りたい。

- 第45回:コロナ基本方針見直し
3月21日に全国の蔓延防止対策が解除されたが、感染者数の大幅な減少は見られないのが現状である。政府は基本方針を見直してコロナとの共生に向けた対応に力点を変更した。しかしながら政府の説明は不十分であり、リスクを抑えた行動を自らの判断で決めて行動するように各自治体に要請した。確かに治療薬の開発や抗原検査キットの手配や4回目のワクチン接種に向けた先行手配など予防策については以前よりは進んでいることは理解できる。しかしながら自粛体制を緩めることで徹底した予防策に緩みが出ないかについて心配は尽きない。

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