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ガラス破砕ビーズ製造装置

ガラス破砕ビーズ製造装置

マイクロサイザーの投入ホッパー部は、内面がシュートとなっており、マイクロサイザーが回転することで発生する吸い込み風力により内部のローター羽根車にガラス片が吸い込まれ、内部で衝撃破壊されガラスカレットが生成される。
マイクロサイザー投入口
マイクロサイザー内部
マイクロサイザー

マイクロサイザーの詳細説明

ガラス等の粉砕機としては、ハンマータイプ、チェーンタイプ等がありますが「マイクロサイザー」は風力タイプで11枚のローターが1800rpmで回転し、装置の中心部から投入されたガラスは即座に破砕されてローターの風力により互いに摩擦しあいエッジレスになります。さらに風力選別の原理で所定の大きさ(重さ)以下になったものだけが上部に撥ね上げられて、一定の大きさ以下のエッジのないガラスカレット(ガラスサンド)が得られます。
ハンマータイプ、チェーンタイプの破砕機で粉砕されたガラスカレットにはエッジがあり、またカレットも大きなものが含まれるという欠点があります。
この場合、エッジのないものにするためには石臼タイプの粉砕機を更に用いる必要があります。
石臼タイプの粉砕機で処理できるガラスカレットは所定の大きさ以下に細かくする必要があり、処理能力をあげるためには非常に大きな装置にする必要があります。

マイクロサイザー」はコンパクトで、低エネルギー、低コストで処理が可能でエッジのない細かいガラス粒子を得ることのできる破砕装置です。
この装置の更なる特徴は、ガラス以外の異物も一体化して処理することができることです。 ガラス製品の破砕を例にとると、ボトルや食品容器などはキャップやネックリングやラベルなどガラス以外の物質もガラス部分と一緒に投入できます。
処理後に振動篩に送りそこで異物(金属部分、ラベル、プラスチック、フィルムなど)をガラスから分離します。

更に、従来の破砕装置と異なり装置材質が硬質合金鋳物であることと特殊な内張(ライナー)を行っているためにガラスのように鋭利な物質を粉砕処理しても被粉砕物自体が装置の内壁面を摩耗させることがなく、鉄の混入を最小限まで抑えることができます。 従って、硬い物質の粉砕処理に最適な条件を備えているということができます。
また、構造もシンプルなためメンテナンスも容易でありコストも少なくて済みます。 
この装置は現在まで採用頂きました地方自治体や民間企業様から高い評価を得ております。

マイクロサイザーによる薄板ガラスの細粒化ビデオ(某社提供)

ガラスを砂に変える

マイクロサイザー」は、廃瓶や廃ガラスを安全に取り扱える角のとれた粒子サンドまで処理して各種のリサイクル事業に向けた新たな資源として提供できる画期的なマシーンです。
ガラスの組成はSiO2,Na2O,CaO,Al2O3等でありそもそもが天然の素材です。粒度を5mmから0.05mm等にすることにより、水質や生物への影響もなく自然に戻すことができるのです。
一度自然に戻すことができれば天然の砂と同様に色々な分野への需要が見込まれます。
色が混じってガラス製造原料に利用しにくいカレットもリサイクルが可能となります。
従って、行政等のリサイクルカレットの受け皿を安定化させる効果が期待されますし、カレット業者もカレットの余剰在庫の心配がなくなることから経営基盤の安定化が図られます。
地球的規模で環境問題がクローズアップされる中で、ドニコ・インター(株)は地球にやさしくをテーマに「マイクロサイザー」をより広い地域に導入頂くように努力しています。

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